どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば。

売れない小説家の日記です。2年ぶりの再開です。

<岸田首相についての考察>

尊敬する山口敬之さんも、加藤清隆さんも、ほとんどの保守言論人は、
「岸田は財務省、中国、アメリカのポチである」
というが、違うんじゃないかと思い始めている。


岸田はバカだと思うが、知能が低いわけではない。バカというのは、共産主義者や宗教信者と同様、“なにかを妄信して、聞く耳を持たない”という意味なのだ。
ここで「岸田ポチ論」ではなく、「岸田確信犯説」を唱えたいと思い始めたのだ。
岸田の言う「新資本主義」にそのヒントは隠されている。
岸田は、明白に、「新共産主義者」であり、「グローバリスト」なのだ。
そう考えると、なぜ岸田がバイデンに肩を抱かれて喜んでいたか良く理解できないか。
バイデンは確実に「新共産主義者」であり、「グローバリスト」であることはバレバレだが、つまり岸田はバイデンにとって、<自分と同じ主義・思想の持ち主だから、かわいい弟分>ということなのだ。


岸田がなぜ移民導入に熱心なのか。バイデンとそっくりじゃないか。
移民を大量に入れることによって、国内に軋轢を引き起こし、伝統文化を破壊することによって共産主義革命を引き起こすというのが新共産主義である。

財務省のポチの線は、
「国民の金の大半~すべてを、いったん国に集め、それを党の政策に則って、国民に再分配する」
という共産主義の手法と合致しているから、財務省増税案をすんなり受け入れているのである。

2022年のダボス会議にビデオ出席した岸田首相。2023年は米英など5カ国を訪れて首脳会談を開くため参加を中止した。

中国はどうか。
中国とソビエトは、当初の古い共産主義がたまたま成功した例に過ぎず、今日では通用しにくくなっている手法ではあるが、新共産主義が着地点としている地点に先に到達したという“先輩”であり、言わば親戚であり仲間なのである。
つまりポチではないのだ。岸田にとってもまた仲間なのである。

つまり岸田はアメリカ(の民主党)や財務省、中国のポチではないのだ。
知性を持って、新共産主義こそが世界を救うと考えている“確信犯”なのだ。
ダボス会議にもビデオで演説している確信犯なのである。

ポチではない。新資本主義を唱える新共産主義者であるというのが僕の考え始めているところだ。