どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば。

売れない小説家の日記です。2年ぶりの再開です。

<僕流の歴史・時代小説の準備②>

年表には事項のみ書き入れ、詳しい内容はノートに書く。

その際、ノートにはページ数を左上隅に振っておき、そのページ数を年表に書き入れておく。

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ex.

<年表>

1682 | 天和2年|勘定吟味役設置(p14)

                ゛ |江戸大火(八百屋お七の火事)(p16) 

<ノート>

P14  財政監査に当たらせる。99年に廃止。新井白石が復活。

p16 お七はこの火事では被災者であり、のちに八百屋お七が放火した火事とは異なる。この大火により焼け出された本郷の八百屋一家は、檀那寺に避難。

八百屋お七は、寺の小姓と恋仲に。やがて店が再建され、お七一家は寺を引き払ったが、お七の小姓への思いは募るばかり。そこでもういちど火事が起これば、また同じように寺に行けるかもしれない、と自宅に放火。火はすぐに消し止められたが、お七は捕縛されて鈴ヶ森刑場で火炙りの刑に処せられた。

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「左上隅」というのは、見開きの右側のページは使わないで、後日別の関連する事柄が書けるように開けておく。

 なお年表の縦軸には、好みや必要性に従って、将軍就任~没年月や、大老や老中たちのの就任~没年月などを作るなど、年表の一項目として臨機応変に。

 またこの作業と並行して、ストーリーに従った書籍や歴史書、資料(史料)を読み、年表もしくはノートに項目だけ簡潔に書いて、その本や資料とページ数を書き込んでおくこと。

こうして骨格を作りつつ、最も大事な「主人公の風貌、性格と周辺人物の風貌、性格について想像していく。

その場合、ネットで自分がイメージする登場人物の顔写真を探しておき、プリントアウトして壁などに貼っておくと、創造する際にイメージを作りやすい(僕は最近というか、病気で倒れる前の数年前からほとんどやらなくなっていたが……)