どしゃ降りだっていいじゃないか。最後に晴れれば。

売れない小説家の日記です。2年ぶりの再開です。

<僕流の歴史・時代小説の準備①>

いや、これは、手間と時間がかかるわ……予想外だった。

小説のあらすじが頭に浮かんだら、単語でもいいからノート。

考えていないようでいて、脳細胞は回転を始める。それに従って、漠然としていて良いから、時代を決め、その頃の帝だの将軍だの大老だのを調べ、その頃に起きた大事件を探し、その概要を検索して頭に入れるのを何度か繰り返して、小説の流れに沿った、あるいは並行している事象を考える。歴史小説だったら当然前者。架空の物語つまり時代小説なら、後者。

ここからその時代や事件についての本を読み出し、A4サイズ以上の方眼ノート、あるいは方眼紙のプロジェクトペーパーに、第1次年表として書き入れを始める。縦軸は時代(年号と西暦)横軸は登場人物。

それとは別に、出来事について本や資料、検索結果を書き留めるノートに記帳していく(小説ごとに表紙の色を統一していった方がいい。とはいっても何冊になるかわからないのだから、とりあえず一冊買っておけばいい)。

(続く)