<すべて「良かったな」と捉えよう>
7月中にどうしても発売したいと思って焦っていたが、8月発売と決まって、明日から早起きして珈琲を淹れ、8枚切りの食パンに、ピザトースト用ソースをかけ、上にたっぷりとチーズを載せたピザパンで朝食。
アミノレバンという肝硬変患者用の完璧な栄養剤をシェイクして、朝の薬を流し込めば、糖分もバッチリ採れるので、脳細胞にエネルギーが回る。
洗濯したり、トイレ掃除をしたり、その日によってノルマはさまざまなのだが、働いているうちに目がきっちり覚めてくる。
それから執筆(今はe-pubに落とす作業に没頭)。
昼食を摂ってしばらく休憩してからまた執筆。夕方、もうすぐ暗くなるという時分には潮風も涼しくなってくるので、公園をスロー・ジョギング。もしくは筋トレを一日ごとに。
シャワーを浴びてからは、資料読みか、映画でも見てしまって、ちょっとゲームをやったらコテンと寝てしまう。
そうした健康的な日常に戻れるんだ。良かったじゃないかと前向きに捉える。
こうして打たれ強くなるまでにはずいぶん時間がかかった。
(今まで貧乏でも死ぬことはなかった)
という自信(?)があるから、立ち直りが早くなった。
明日からまた淡々と仕事。これが寿命が来るまで続く。寿命が来たら、ようやく長い休暇が取れる。